美人の日焼け対策
日傘にサングラス、手袋、長袖、といった完全防備ですか? 海やプールでもそんな全身黒づくめの方を見かけますが、美しい姿ではありません。
陽が殆ど当たらない北欧あたりに引っ越したほうがいいのでは?と思うほど。
人間とは、たくさんの数の細胞で形成されている動物ですから、元はといえば、無からこの世に出てきた訳です。
したがって、地球上の有機物から、空気や土や水などいろんな物質が、太陽の光を浴びて形成され進化してきた動物なので、人間が生きていく為には、日光浴が必要とされているのです!
太陽光線を浴びると、セロトニンという脳内物質の分泌量が増え、精神を安定させ、体内時計をリセットする作用があるそうです。
なので、鬱病の方や眠れない方へのアドバイスとして、規則正しいお生活をし、日光を浴びましょうというものがよく見られます。
ところが、最近は上空のオゾン層が破壊されて、有毒な放射能を含んだ紫外線が人間の皮膚にさらされると、細胞にダメージを与え、ガンを引き起こすとされ、直射日光を浴びる事は危険とされています。
怖い時代ですね〜。数十年後には皆が全身黒づくめで歩いている、という日がくるかもしれません。
現在ほとんどの日焼け止めは、洗い落とすのが大変で、効果はあれど肌への負担もあります。
SPFの数値よりも、紫外線を受けながらも日焼けしにくいよう、肌の働きを援助するシアバターやマンゴーバターがお勧めです。
シアバターとはシアの種子から採れる油脂のことで、マンゴーバターはマンゴーの種から採れる植物性の油脂です。
オリーブオイルやホホバオイルやマカダミヤナッツオイルなど、植物性のオイルとシアバターを1:1にして、練り混ぜ、お好みの精油を1,2滴混ぜると簡単クリームができます♪
おすすめの精油はラベンダー、グレープフルーツ、ゼラニームです。ラベンダーは日焼けした肌の炎症を抑え張りのある肌を作ります。グレープフルーツは美白作用があるので、日焼けによる炎症が始まった後に用います。(光毒性のオイルですので夜のみのお手入れで!)またゼラニウムは皮脂の分泌のバランスをとるので混合肌に良いでしょう。
冷蔵庫に保存したり、少量ずつ作れば酸化防止剤や防腐剤は必要ありません。この時、シアバターを湯煎すると滑らかなクリームが出来ます。
あとは季節のビタミンたっぷりな野菜を摂って、健康な肌を作るために内側からのケアとして、天然のアルブチンを含んだ【ヒース】をティーにして飲んだり、粉末にしてパックにすれば完璧ですね。
太陽から逃げ回るのではなく、太陽を浴びてしまってもそれをはね返す丈夫で健康な肌を育てましょう♪